プロジェクトについて

総務省、文部科学省、農林水産省は、平成20年度から連携施策として、小学校による農山漁村での“ふるさと生活体験活動(農林漁家泊)”を推進しています。この取り組みが“子ども農山漁村交流プロジェクト”です。

受入地域の先進事例

“ふるさと生活体験活動(農林漁家泊)”とは

ふるさと生活体験活動とは児童等の参加者が農林漁家の家庭の中に入って交流し、家事や家業、寝食等を体験をすることです。

特色
  • 各農林漁家の家族が児童等の“父や母”の代わりとなって受け入れること(家族としての交流)
  • 農林漁家1軒当たり“少人数(5名前後)”の受入人数にすること(家庭的な雰囲気)
  • 保護者や教員以外との“異世代交流”が行えること(異世代交流)
  • 家事や家業の作業等を通じて、農林漁家の生活や地域性にふれられること(本物体験)
  • 学校等の団体の場合は受入先を“地域内で分散”して滞在すること(分宿による管理)

期待できる教育効果

子どもたちが直面している課題

現代の子どもたちには「人間関係をうまく作れない」「集団生活に適応できない」「いじめの陰湿化に代表される規範意識の低下」「物事に創意を持って取り組む意欲の欠如」などの課題が指摘されています。
それを踏まえて、文部科学省では、子どもたちに、将来、変化の激しい社会の中で必要となる“生きる力”の育成を推奨。“生きる力”を育むために、積極的にふるさと生活体験を推進し、子どもたちに「子ども同士の集団活動」「達成感のある体験活動」「農林漁家をはじめとする異世代との交流」体験の機会を与えることを目指しています。

生きるチカラとは
  • 変化の激しいこれからの社会を生きるために、 重要となる確かな学力、豊かな人間性、健康・体力の知・徳・体などのこと。これを子どもたちの中でバランスよく育てることが求められている。
  • 自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や 感動する心などの豊かな人間性
  • たくましく生きるための健康や体力 など
出典:文部科学省(平成20年)学習指導要領の農山漁村におけるふるさと生活体験に関する記載

4つの教育効果

  • 集団生活の中で協調性・自立性を育む
  • 「知」を総合化し、課題発見能力や問題解決能力を高める
  • 学びの意欲を促進する
  • 幅広い年齢層との多様な交流の機会を得る
出典:文部科学省(平成20年)体験活動事例集―体験のススメ―[平成17,18年度豊かな体験活動推進事業より]事例紹介